コラム

植柳学区とは?

植柳学区は、下京第19番組小学校として約150年間地域の要となってきた元植柳小学校(敷地面積約4700m2)を中心とした、南北は七条通と六条通、東西は新町通と堀川通に囲まれた地域です。

元植柳小学校は西洞院通・東中筋通・正面通りに面し、京都駅まで1㎞弱です。
植柳校の南隣に植松児童公園(約2,000m2)があります。

植柳学区は、東本願寺と西本願寺の間にあり、明治以前は西本願寺の寺内街で、西本願寺が自治権を持っていました。
多くの住民は西本願寺に関係し生計を立てておりました。
学区内には、西本願寺門徒の参拝のための宿泊施設が多数あり、仏具店・法衣店・仏教図書店それらの商品の製作者など多く住む町でした。

学区内には龍谷ミュージアムなど西本願寺に関係する施設や茶道藪ノ内流の屋敷、多数の西本願寺の末寺、少なくなりましたが旅館、他には主に小規模住宅や仏教関係の店があります。
木造住宅が多い地域で、最近急に増えてきたのが新築の簡易宿泊施設や古民家を改修した民泊施設です。
下京区の人口が少し増加している中、植柳学区は平成7年に3,145人の人口が、平成30年には2,835人と約1割減少しています。